にゃんころころ猫だまり

【猫だまりの猫たちと幸せに出逢った子猫たちのアルバム】このたび、ねこ森町8丁目猫だまり島に、 ホテル ガレとニャアハウス おうちをオープンいたしました。ねこ森町にお出かけの際は、ぜひ、お寄りください。【お知らせ】毎月22日には猫だまり島でマルシェを開催!

コンクリ頼りの夏が来る

桜が終わり

猫だまりでは藤が満開となりました。数年前に数人の方から一本ずついただいた苗木が、二本も大きく育ち、ほったらかしにしているにもかかわらず、毎年、美しい花を風になびかせてくれます

蕾はアルマジロのしっぽのようで、ちっとも美しくないのですけれど、そのしっぽが伸びると、上からだんだんと花が満ちて、満開になります。つるが右巻きは「藤」「野田藤」、左巻きが「山藤」「野藤」と呼ばれ、区別されています。猫だまりの藤は右巻きなので、野田藤。野田藤は、新五千円札の津田梅子さんの裏面にも描かれるようですf:id:nyan-chuke:20190424160843j:plain

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ブンブン、ブンブン

藤の開花とともに、クマバチがどこからかやってきます。クマバチは丸っこくて、黄色いフワフワのちゃんちゃんこを着ていて、とてもかわいいハチです。蜜と花粉しか食しませんから、人を襲ったりはしないのですけれど、重量級のホバリングは重低音で、ちょっと怖い 

クマバチはその体型から「航空力学的には飛べるはずがない」のに飛んでいるから、きっと「彼らは、飛べると信じているから飛べるのだ」と、長年、信じられていたそうです。もちろん、現在では飛行法はちゃんと証明されており、気合で飛んでいるのではないですけれど、このことから、クマバチは「不可能を可能にする」と崇められているので、少しでもその恩恵にあやかれればと、毎年、きちんと距離をとって、大切に眺めておりますf:id:nyan-chuke:20190424163156j:plain

 

と、昨日までは暖かでした

もう大丈夫でしょうと、ガレ部屋の湯たんぽを2本減らしました。湯たんぽはオレンジ色のポリ湯たんぽが二つ、残りの四つは、4リットルのペットボトルを利用しています。4リットルのペットボトルに熱湯を入れると3リットルくらいに縮みまして、保温のために入れる発泡スチロール箱に2本がぴったりと入ります

この4リットルのペットボトルを2本減らして、奥の寝床の発泡スチロール箱2箱には、ポリ湯たんぽを一個ずつ入れることにしました。もちろん、ちゃんと週間天気予報で最低気温も確認したうえで、減らしたのですが、今日は冷たい雨でした。とーちゅけは毛布をかけて寝ておりました

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とりあえず

ジャリッパゲのカサブタもとれて、全体的に1ミリほど毛が生えてまいりました。ジャリッパが白く輝くことがなくなり、まぁ、見慣れたこともあるのでしょうけれど、あまりジャリッパに目がいかなくなりました

いつもなら、こんな風に慣れて、忘れて、気がついたら、「あれ、ジャリッパは右だったけ?  左だっけ?」となっちまうんでしょう。しかし、今回はブログという記録装置がございますので、 徹底的に生えるまでリポートいたしたいと考えております。はなはだ個人趣味に走りますが、よろしくお付き合いくださいませ m(__)m

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そもそも

ガレ部屋から、コンクリートの部分をなくしてしまえば、このようなおかしなケガはしないのですけれど、このコンクリ、今となってはガレ猫の生活においては、なくてはならないものとなっています

冬場は段ボール箱を利用した爪とぎOKのマットを敷いておりますので、コンクリ部分は、玄関と2つ目のトイレがおいてある奥の2か所だけになります

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ほんの

些細な面積で、しかも、特別その上を一生懸命歩くということもありません。普通に生活しているだけです。それでも、後ろ足の爪が適度にこすれて、都合の良い短さを保てます。自然にこすれるなら、とことん利用しましょう (。-∀-) ニヒ♪

前足はカリカリと爪とぎができますけれど、後ろ足の爪はとげません。コンクリの上を歩かないぼーちゅけたちは、ニョキッと爪が飛び出しています。だからといって、猫だまりでは爪切りはしないのですけれどね  (^^ゞ 

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そしてなにより

これからやってくる夏には、冷却マットとして大活躍してくれます。ガレ部屋を建築するにあたり、窓を3か所も設け、扉にもラティスを採用しましたから、十分に風が通り向けるはずでした。それが残念なことに、さほど風が通りません

to*vi*は涼しい風が吹き抜け、木々が作る避暑地が至るところにある川縁の公園で暮らしておりましたから、ガレ部屋は蒸し風呂とまではいいませんが、窮屈で暑かったのでしょう

もちろん、to*vi*はとても優しい猫なので、不平不満を言葉にはしませんでしたよ。でも、キャットタワーの前の小さなべニア板の床の上で、ずっーと転がって、態度で改善を要求いたしました。当たり前ですけれどね (*´ェ`*)ゞ

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なので、べニア板をひっぺがし、コンクリをむき出しにしてやりましたよ

to*vi*は、夏のほとんどをコンクリの上で寝転んで過ごしました。でも、やはり、面積が小さいので、コンクリが温まってしまいます。そのため、ガレ部屋の外から扇風機で風を送ったり、それでも涼まないときのために、ペットボトルで作った氷柱を4、5本配置した氷室も作りました

コンクリで冷えなくなったら、氷室でカラダを冷やし、「さぶっ」となったら、またコンクリでゴロンとなる。自在に行き来をして、なんとかこの年の猛暑をやり過ごしてくれました。けれど、次の夏までには、もっと快適に過ごせる方法を編み出さなくてはなりません。ガレ部屋に閉じ込めたワタクシの責任において 

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ラッキー!

その年の暮れ、8枚の障子をゲットしました。この障子をうまく組み立て、全面網戸にすれば、今度こそ、風は吹き抜けるに決まっています。でも、今は冬だから、春になったらとりかかりますわ、とずぼらな計画を立てましたのよ ヾ(  ̄▽)ゞオホホ

そして、翌年の5月からコツコツと1か月近くかけて増築した結果、「どうよ」と問われれば、風が通る時もあれば通らない時もある…と答えるしかございません。やはり、川縁の自然にはかないません。けれど、密室感がなくなった分、清涼感も増しました。けれど、広々したおかげて、氷室効果もなくなりました

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気が早いですけれど

あと少しで令和になり、令和ともなれば、あっという間に、夏がやってまいります。ガレ部屋では、コンクリートは最も頼りになる冷却装置です。ジャリッパゲが一回くらいできたからと言って、すべて覆いつくすほど過保護になるわけにはまいりません

今年もコンクリ頼りの夏になりそうですけれど、どうぞ、エアコンを持たぬ生き物たちに優しい夏でありますように。ついで、汗だくでお散歩しなければならないおばさんにも優しさをくださいますように (*_´・ω・)_オネガイシマス*:゚・☆

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