ねこ森町のみなさまへ
はてな市にねこ森町が作られたのは、台風が近づいてきている9月4日でした。ワクワクする文章とともに、なに不自由なくのんびりと暮らすダイちゃんの姿が愛情あふれる写真におさめられておりました
それから宇宙井戸でお月見会を行い、みなさまとともに十五夜のお月さまを眺め、火星が写っていると盛り上がりました
先月のねこ森ニャロウィンでは、ブログのお仲間と、こんなにも素晴らしいひと時を持つことができるのかと、たいそう感激した次第でございます
その余韻がさめやらない11月2日、ダイちゃんが出奔いたしました。未だに行方不明でございます。11月1日には初卵をクンクンしていたというのに。この穏やかな毎日が当たり前に続くものと疑いもしなかったのに、翌日から今まで、ダイちゃんは不在のままです
うちの下僕が物語を上下に分けたり、新聞を作ったりで、ニャロウィンの余韻を長引かせたうえ、「11月は嫌いだ」とへばっておりますうちに、もう14日、2週間も経ってしまい、大変申し訳なく思っております
家もなく、ごはんもなく、仲間もなく、その日暮らしのノラ猫からすれば、今はすべてある。最高の幸せを手に入れました、ダイちゃんは。その暮らしを自ら捨てて、また昔のノラ暮らしに戻ろうなんて野心は、金の玉とともに捨て去ったはずです。はずではなく、完全にそうであります。それは似たような身の上の私、ホテル ガレの流れシェフのTe*が保証いたします
ダイちゃんは戻ってこないのではなく、戻ってこられない状況に置かれているはずでございます。交通事故やケガにより動けない*1。保健所に捕獲された*2。または、縄張りを奪われ追い出されてしまった。主にこの三つが考えられます
縄張りから追い出されてしまったら、自力で戻るのは困難ですから、迎えを待つしかないのですけれど、ウシマツの行動範囲より外を探さなくてはなりませんので、とても難しい
そして、さらに遠くにいるリモート町猫である私たちには、悲しいかな、探すお手伝いすらできないのです。非力な私たちができることと言ったら、なんとか自力で戻ってきてくれることを待つことだけ。祈ることだけ
祈りましょう、みんなで、心を、思いをひとつにして、祈りましょう
こんなことをしてもなんにもならないのかもしれませんけれど、みなさまのブログに書いて呼びかけましょう
#ダイちゃん、早く、帰ってきて
ひとりひとりの思いを集めて、大きな大きなクラムボンを作って、たくさんのいっぱいのクラムボンを作って、ダイちゃんに届けましょう。ダイちゃんがいなければ、ねこ森町という素晴らしい世界を持てなかったのですから。ねこ森町からダイちゃんに思いを届けましょう
#ダイちゃんは必ず帰ってくる
どうかご賛同、ご協力を願えますよう、よろしくお願いいたします。上と下の絵馬は下僕が思い込めて突貫で仕上げました。よろしければこちらもご利用くださいませ