にゃんころころ猫だまり

♫ ♪ 家猫5匹とガレ猫3匹、そして幸せに出逢った子猫たちのアルバムです ♪ ♬

真夏の癌疑惑・・・もう猫は飼わ(え)ない

ワタクシはこれ以上、猫を飼わ(え)ないと決めました

現在、家暮らし4匹、ガレ暮らし3+(1) 匹の計7(8) 匹が猫だまりに在籍しております。こんなにもたくさんの猫を飼っておりながら、何をいまさら、なぜ、このような決断をしてしまったのか。そこに至るまでの経緯をお話いたします <(_ _)>

 

ある熱帯夜

胃痛と腹痛。激痛に襲われました。胃痛は常のことでしたから、パンシロン キュアを飲み、痛みに耐えながら眠りました 

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猛暑の翌日

朝、痛みは治まり、すっきり目覚めましたけれど、病院へ行きました。診断結果は夏バテ。まぁ、そんなものでしょう。でも、そのような病名を知りたくて、わざわざ病院へ出向いたわけではございません。市販薬で治癒された胃痛は単なる口実です

「実は、おなかにしこりがあるんです」

この夏、体重が少し落ちたこともあり、1か月ほど前から、おしこり様の存在を認知しておりました。でも、けど、しかし、診断を受けるのは怖い。取り返しのつかない病名を告げられたらどういたしましょう。そんなこんなで気がつかないふりをし続けていたのですけれど、昨夜の、特に腹痛は、いつもとは違う筋肉質的な痛みがあり、もう観念する頃合いだと判断した次第でございます

すぐに超音波による検査が行われました。町の個人病院ですから、それができる限りの検査でした。超音波はワタクシのハラのナカを映しだしました

「これはなんだ! 真っ黒だ! ここにもここにも黒い塊が! ここは黒が帯状だ! 」

ワタクシの腹の中は真っ黒で、リアル腹黒女だったようでございます(笑) どうやら、しこりは左側の腸にあるようで、直腸、S状結腸あたり。でも、膀胱がからっぽのため位置の特定が難しく、もしかしたら、子宮か卵巣の可能性もあるとのこと。下腹部には腸と子宮、卵巣くらいしかないそうです。 オンナノコノバアイネ!!

こんなの初めて見たとしきりに不思議がる先生に、ダイレクトにお尋ねしました

「癌ですか?」
「今の段階で癌とはよう言わん・・・」

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腫瘍マーカー

胃痛、腹痛は治っておりましたけれど、成り行き上、点滴を受けることになりました

「あ、そうやなくて、うん、そうそう、そうね。はい、お願いします」

町の小さな病院ですから、看護師は二人。年季の入った婦長さんと若いナースが、ワタクシの血を抜いておりました。血液検査なんて聞かされていないのに、きっと腫瘍マーカーの検査をするのでしょう

・・・癌か

でも、さほど切迫感はございませんでした。癌というリアリティは、この時点ではまったく感じておりませんでした。でも、「癌かも」という疑惑を背負ってて、真っ先に考えたことは

・・・猫をどうしよう

癌でもすぐに死ぬことはないはずですし、まだ、疑いの段階です。でも、入院という選択肢は十分にあり得ます。猫をどういたしましよう。毎日お薬を飲ませなければならない猫、療法食をあげなきゃならない猫、おしっこが出ずらい猫、常に脱走を企てる猫。個別のケアが必要な猫たち(みんな家暮らし)がいます。この猫たちを家のものに任せても、うまく世話はできないでしょう。キャリア不足の上に、いかんせん、数が多すぎます

・・・猫をどうしましょう

点滴を受けながら、ただぼんやりと、そのことが、答えも出ないのに、ただ堂々巡りするばかり

「先のことを色々と考えも仕方がないからね、今は目の前の病気を治すことだけを考えましょう」

そうおっしゃって、高齢の婦長さんが、きちんと折りたたんだティッシュを1枚、手渡してくれました。涙が流れていたのです。それはね、ドライアイのせいです。ワタクシの左目は、横になると涙が流れるのです。それはほんの少しの涙で、目尻にたまる程度のもの。いつもの自然現象です

それを人生を悲観した涙ととらえられてしまいました。婦長の気づかいを受けた、その瞬間、リアリティをもって、癌という病名がワタクシの心に飛び込んできました。そして、癌であると確信いたしました 

医師は癌と認識しながらも、しきりに首をひねる芝居をされ、数々の超音波の画面を見てきたベテラン婦長はおしこりさまの画像を癌と理解した。だから血を抜いたのだ。そう思いました。そう思いましたら、涙があふれました。止めようと思っても止められませんでした。声をあげずに済んだことがせめても救いでした

・・・猫を、本気で、どうしよう

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ここはネットで

全国がんセンター協議会の生存率共同調査によりますと、大腸癌というのはステージ3で、5年生存率が84.2% もあります。ステージ4になるとガクッと20.2%まで下がりますが、それは肝臓や肺などに転移した状態です

つまり、あくまでも私的見解ですけれど、大腸癌単体では死に至らないようです。他臓器への転移・・・いきなりステージ4はないでしょうと見積もって、少し安堵することにいたしました。まだ、生きられる。でも、肛門に近いところに腫瘍があれば人工肛門になるかもしれないとの記述も。うーん、近いかも

そして、ここが肝心。大腸癌でおしこり様ができるのは右側。でも、ワタクシの場合は左側。うーん、よくわかりませんけれど、とりあえず、死なないけれど、入院は避けられないかもしれないという設定に自分を置きました

・・・猫をどういたしましょうぞ

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大病院へGO!

不思議なことに、腫瘍マーカーは正常値でした。腫瘍マーカーはCEAとCA19-9、大腸など消化器系の癌に反応するもので、とりあえず、大腸癌から免れました、かしら? 

「となると、このしこりは何だ !?」

一週間後、大病院で、CT検査を受けることになりました。運転下手で方向音痴のワタクシが、4車線の道路を運転して、あおり運転の恐怖から完全ロックのポンコツ軽自動車で、病院まで向かいました

さすが、大病院です。画像診断センターの待合室は人がいっぱい。予約はとっておりましたけれど、一向に人がはけない。予約時間を10分過ぎたころ、ようやく番号が呼ばれ、人が動き始めました

番号が呼ばれるたびに、二人掛けの椅子から二人のうちの一人が立って小部屋に向かいます。ああ、みなさん、付き添いの家族ときていらっしゃる。大病院で検査を受けるというのはそういうことなんだと今更ながら驚きました

・・・ワタクシは一人よ、おひとり様でおしこり様に向き合うのよ

ワタクシの前に座っていたのは、ヨタヨタと歩く高齢の女性と夏なのにスエードのモカシンをはだしで履いた30前後の気取った男性。ご母堂の付き添いかと思いきや、その気取った男が普通のレントゲン室に入り、「次は2階で診察やって」と、ヨタヨタ歩くご母堂に付き添われ、階上に向かいました。再度、そういうものなのか

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CT検査

最新のCT検査マシーンがあるからということで、紹介状を書いていただきましたけれど、なんかしょぼい。春に月9の「ラジエーションハウス」を見ていたせいか、特にそう思いましたわ。予約をとっていたのに、30分以上も待たされ、新品感のないマシーンに寝転んで、5分もかからず終了。検査結果は、1週間後に町医者へ伝えられますので、そちらへ行ってください

えっ、ラジエーションハウスはその時に診断結果が出ていたけれど、2階に行った気取った男の人もいたのに

・・・イッシュウカンゴ

まだ癌疑惑は残ってはおりますけれど、思いの丈を陳情したところで無駄な抵抗でしょう。黙って、甘んずることにいたしました。受付で渡されたクリアファイルには、紹介元に返信するための用紙が入っていて、そこに書かれた7つの処置の中には「本日入院」という選択肢もございました。それを見た瞬間

・・・猫をどうしよう

このまま入院ということはまったく考えておらず、何の猫準備もしてこなかったので、ちょっと背中が冷たくなったものです。その背中を振り返れば、とりあえずは家に帰れるのだから、よかったといたしましょう

でもさ、このままモヤったまま帰るとストレスがたまりそうなので、買い物へGO!! ガレ猫用のウェットフードを箱買いして、年に2回、突如食べたくなるビッグマックを単品で3個購入して家路につきました 

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一週間後、町医者にて

CT検査の結果は子宮筋腫卵巣嚢腫の疑い。ふたたび、紹介状をもらい、フタタビ、大病院の婦人科で診察を受けることになりました。ああ、ラジエーションハウスよ

 

一週間後、大病院へ、近くの中病院へ

プリントしたCT画像を指しながら、子宮が肥大している。プリントではワタクシの子宮はリンゴ1個分の大きさがあったのですけれど、正常な子宮はピンポン玉1個くらいという。なんじゃそれ。おまけに子宮の外にポリープがあるともいう

MRI検査を受ければ、はっきりするとのことで、3枚目の紹介状です。予約はその日の午後にとれましたけれど、2時間半ほど空き時間がありまする。ウィンドウショッピングで時間を潰せるほど、心は穏やかではなかったため、いったん帰宅し、小一時間休憩後、大病院近くにあるMRI検査のできる中病院へ、2往復目の4車線を走る。完全ロックで

ここまで、何枚、問診票を書かされたでしょう。腹部のみのMRI検査でしたけれど30分かかりました。その後、造影剤の点滴をつないだまま再度MRIの中で15分。とてもうるさかったです。けたたましい機械音の中で、繰り返し繰り返し、考えていたことは

・・・猫をどうしよう

突然、涙が止まらなくなりました。検査をたらい回しにされている自分がとてもむなしくなってしまったのですけれど、前のように人生を悲観していると思われたくないので、カラダを動かないでくださいと書かれたポスターを横目に、MRIの中で、点滴を受けていない右手で、必死でぬぐいました。でも、涙はなかなか止まらない

MRI検査まで受けさせるのだもの、癌でしょうね。癌じゃないなら、子宮内の超音波検査で分かるはず。画像はモニターで見ることができましたけれど、あまりの痛みに歯を食いしばっておりましたので、見る余裕はありませんでした。もったいないことをいたしました

・・・あーあ、猫はどうなるんでしょう

結果はまた一週間後、大病院で聞いてと、MRI画像入りのCD-Rをもらいました・・・ラジエーションハウスって、どこの国のお話? TOKYOという国のハナシか、ナットク

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またもやネットで

婦人科系は予後がよくないですね。でも、内視鏡手術なら入院は短くて済む。さらに癌でなければ、入院はもっと短い。でも、入院は入院。日帰りは無理かな

・・・猫をどうしよう

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運命の日

結果は子宮筋腫。コレもコレもコレもコレもコレもコレも~。ざっと見ても大小合わせて十個ほどの筋腫がありました。ポリープは卵巣かもしれない・・・かもしれない!? これだけ検査を受けまくっても正確なことはわからないって。でも、ポリープは真っ黒に映っていたため、悪性ではない。悪性ならこんなに黒くは映らないので良性とのこと。フツー真っ黒だと悪性だと素人は判断するのですけどね、良性らしいです。真っ黒だから。やはり、ワタクシはリアル腹黒女でございます

「手術もできますけど、どうします? 様子を見ますか?」

そういわれて、手術を選ぶ人はいないでしょう。痛みも不快感も体調不良も、自覚症状はまったくないですし、閉経したら縮むらしいし。ただ、核が腫大してる細胞が見受けられるため、半年後にもう一度、子宮癌の再検査を受ける羽目になりました

来年の3月の予約票を受け取りましたけれど、来年の3月まで覚えてられるかしら。新しいカレンダーに記入するまで、まだ3か月もあるというのに

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検査費用3万円也

超音波検査×2、腫瘍マーカー等血液検査×2、紹介状×4、CT検査5470円、MRI検査11060円

3万円ちかくの医療費を払った結果、ほぼ、なんともなかったという結論に至りました。猫の人生をかけた戦いだったのにね。病院なんか行かなければ3万円をもっと有効に使えたのに。古くなったキャットタワーの買い替えとか、冬に向けて長方形のおこたを新調するとか

あとの祭りで好き放題言ってる私奴でございます。子宮や卵巣の癌でなくてよかったし、ついでに消化器系にも癌はないとわかったから、結果オーライなんですけどね

・・・猫をどうもしなくてすんだことが一番の幸せ

でも、もう猫は飼わない。飼えません。例えば、今、猫だまりに仮住まいしている困ったちゃんがどこにも行けず、本住まいになったとします。平均寿命は15年。これから15年、ワタクシは責任をもって育てなくてはなりません。15年は長い。そう実感する年齢に、気がつけばなっておりました。今回の癌疑惑により、改めて自分が生きられるであろう年数を自覚してしまいました

15年たっても、女性の平均寿命からすれば、生きているばです。でも、その間に一度くらいは入院しているでしょう。かなりの高確率でそうと思います。その時、猫をどうしたらいいのでしょうか。堂々巡りをさんざんした今も、答えは見つかりません

・・・だから、もう、猫は飼わ(え)ない

猫に対して責任が持てないゾーンに突入です。いや、すでに突入していたのですけれどね。こうなってしまったら、もう、猫を飼うことはできません。猫を残して、あの世には参れません。ワタクシのかねてよりの願望は

・・・猫たちを看取ってから、逝く

この癌疑惑がワタクシの決断と決意の一部始終でございます。あとさきを考えずに、行動できる年齢は過ぎてしまいました。これからは自身の年齢と照らし合わせて、猫たちと生きていかなくてはなりません。だから、もう、猫は飼わ(え)ない

・・・どうか、困ったちゃんにすてきな飼い主さんが見つかりますように 
そして、これから巡り合ってしまうかもしれない捨て猫たちにも・・・

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おまけ

2回も血液検査を行ったことにより、糖尿病が判明。大病院から町医者への紹介状が手渡されました。4枚目。一応1枚1130円かかるのよ。ワタクシは大の炭水化物好き、ロカボなんて興味はございませんと、うどん定食を常食にしていたつけが回ってきたようでございます

ヘモグロビンA1c 7.1

合併症予防のための目標値がHA1c 7.0ですから、少しオーバーしております。軽度なのでさほど心配する必要はないとのことですけれど、1か月後にHA1c 6.5まで下げる目標が課されました

でも、ジャヌビア50mgを1日1錠飲むだけ。低血糖になるので、ふらふらしたり、気分が悪くなったら、飴や甘いジュースを飲んでくださいと言われました。不思議な糖尿病治療薬です。そして、日々、激しい空腹感に襲われておりますけれど

・・・猫をどうしよう

と思い悩むことがないよう、ごはんとおうどん、どちらかをいただくようにいたしますわ、一緒ではなくね。目指せ、ロカボ

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大きな病気はサイレントで進行するということを身をもって体験いたしました。皆さまもくれぐれもお気をつけくださいませ。かわいいお猫さまと穏やかな老後を過ごすためにも、面倒くさがらず、健康診断はきちんと受けましょう。それが猫飼いの務めでございます 【壁】\(-ω-;)...ハンセイ

今週のお題「理想の老後」

 

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