にゃんころころ猫だまり

【猫だまりの猫たちと幸せに出逢った子猫たちのアルバム】このたび、ねこ森町8丁目猫だまり島に、 ホテル ガレとニャアハウス おうちをオープンいたしました。ねこ森町にお出かけの際は、ぜひ、お寄りください。【お知らせ】毎月22日には猫だまり島でマルシェを開催!

6+1=真心セブン

Help  Nya!

暖かい。お日さまが顔を出して、冷えたからだをあたためてくれる

どこかへ、行こう

どこに行けばいいのかなんて、ずっとわからないままだけど、百歩先でうずくまったって、ここで縮こまっているよりはましに決まっている。行こう

お腹すいた。この前、ごはんにありついたのはいつだったけ・・・忘れた

目の前を人の足が横切って行った。呼んでみよう。誰にも僕の声は聞こえないようだけれど、できることはそれしかないから、鳴いてみた

「ちょっと待ってね」

僕の言葉が通じてる。もう一度、呼んでみよう

「はいはい、どうしたの、もう忙しいのに」

僕の言葉がわかる人の足が、また前を横切って、家の中に入ってしまった。僕の声が聞こえていると思ったのは空耳だったのか。落胆していたら、また、人の足が目の前を通り過ぎる

ニャー!

僕の言葉がわかる人の顔が目の前に現れた

「ごはん? ちょっと待ってね」

言葉が通じている。うれしくなって、車の下から飛び出して、後をついていったら

ウワァオー 💢

ガレージから飛び出した。すごい声で威嚇された。すさまじい巨猫が暮らしているに違いない。逃げなきゃ、走れ、危険だ!

「どこ行くの、おなか、すいいるんでしょ」と、人間も追いかけてくる。確かに、ここでごはんをもらわなければ、僕の言葉を解する人間とは、今度はいつ出会えるかわからない。僕は止まった。それなのに人間が近づいてくるから、また逃げる。悲しい習性だ。また人間が来たけれど、今度は30cm前にカリカリの入ったお皿を置いて、どこかへ行ってしまった。せっかく出会えたのに、僕はまたひとりになった

まぁ、いいや。ごはんは目の前にある。食べられるときに食いだめをしておかなきゃいけない。カリカリはおいしい。まともな猫フードだ。でも、小さくて欠食な僕はやわらかいごはんが食べたかった。でも、それっきり、人間は来なかった

 

 

Oh  My  Nya!

11月19日朝、いつものようにガレのシャッターを開けると、ニャーニャーと聞こえるから、家に戻ると、誰も鳴いていない。相変わらず、好き勝手にのんびりしている。「あら?」と思いつつ、ガレに戻るとこちらも誰ひとり鳴いてはおりませぬが、「ニャー」と声はする

車の下をのぞくと、子猫が一匹おりまして、3か月は過ぎているぽいが中猫にしては小さい。おまけにぶちゃいくで、きたいな柄、その上厳しい目をしている。でも、逃げないし、ごはんをもうらことを知っているから、野良ではないように感じますけれど、ずいぶんさまよって、つらい思いをしてきたのでしょう。子猫の無邪気さがございません

これは長期戦になる。家の中から障子をあけて、窓下の様子をうかがうと、しっかりごはんを食べていたので一安心はしましたけれど、捕獲するには、やはり例のアレしかございません

 

 

Are Nya!

昔笊米雀作戦でございます。昔からある笊の下にお米をまいて雀を捕まえる作戦の子猫版でございます。ザルのかわりに、キャリーケースの扉にひもを結んで、ごはんを食べに入った瞬間、ひもを引き、扉を閉める。coはまんまんと引っかかりました

そして、こちらさんもまんまんと引っかかりました。扉が閉まったことに一瞬、動揺はしましたけれど、ガレージに移動する間も、揺れるキャリーケースの中でもしっかりごはんを食べる腹の座りよう

ゲージを組み立てる間も静かにしておりましたので、すっかり安心してしまいましたわ。空になった器をペロペロ、名残惜しそうになめているものですから、ごはんを継ぎ足そうと、キャリーケースの扉を少し開けると、ギラっと扉の隙間を見たわねと思ったとたん、トリャー、まんまんと脱走されて、こんなところへ逃走。情をかけたら、この様でございます

こうなったら、アレのアレしかございませんわね

 

 

Areのare Nya!

ひとっ走り=3 動物病院でアレのアレを借りてまいりました。アニマルキャッチャー、捕獲機でございます。ごはんを仕掛けて、ガレには入らず、定期的に、窓からそーっと様子をうかがっておりましたけれど、一向に入る気配はなし。相当したたかな猫と見た

しかし、ガレのごはんと湯たんぽの支度もしなくてはいけませんので、今日中の捕獲をあきらめて、ガレージにはいるとか細い鳴き声が・・・

降りられまへんのかいなぁ (。_・)ドテッ

木箱を積むとその上には降りてきましたけれど、それ以上は降りてこない。もう、諦めなさいよと、ガレージを後にして、1時間後に戻ると、まんまんとひっかかっておりました

まぁ、なんてことでしょう、外にいた時とは打って変わって、かわいらしいこと

 

 

初めましてNya!

このたび、ご縁がありまして、猫だまり入りをいたしました。どうぞ、よろしくお願いいたします。Xmasには、ねこ森町につれていってもらえるので、今からワクワクしています。色白のお顔に切りすぎた前髪をビシッとセンター分けにいたしました真面目のまーちゅけです

 

 

真心のまNya!

真面目な面持ちは面持ちですけれど、背中にハートマークがございます。逆さまハートなのですけれどね。❤=心なら「こーちゅけ」となり、シンと読めば「しーちゅけ」となるのですけれど、二代目しーちゅけと命名できるほど悲しみの整理はついておりませんので、❤=心➡真心で「まーちゅけ」と命名いたしました

今回は里親様を募集いたしません

募集するにはちょっと大きいということもありましたけれど、coは4歳の血気盛んな若者でございますので、はっちゃけて遊びたくて仕方がない。しかし、toviは9歳、のんびり過ごしたい年頃でございます。おまけにコーフンすると噛み癖がでるため、しょっちゅうふたりから怒られるものですから、ストレスを溜めている様が寂しそうで、のらちゅーがいたのはもう2年も前。これ以上、猫さんを増やせはしないのですけれど、coと遊べる猫が必要と感じておりまして、そのうえ、地震対策の防波堤工事が終了したものですから、tovi生誕の地である公園はどうなっているのかしら、また、子猫が捨てられているなんてことはないでしょうねと偵察に行ったりしていたものですから、おそらくワタクシがmaを呼んでしまったにちがいありません。ならば、責任をとらせていただきます

こんなガレ暮らしでよろしければ

 

 

さんざんなウシガラNya!

今はかわいい牛柄なのですけれど、maの足としっぽ、胸や手に真っ黒なタールのようなベトベトがべっちょり張り付いており、牛柄ですから、初見ではそういう柄、汚れたような、とてもキタナい猫でございました

このタールのようなものが厄介で、クレンジングや中性洗剤、石鹸、シャンプーでも一切とれません。乾燥した部分ポロポロはがれはするのですけれど、ゴマ粒大が数個ほど、それ以外はねっとりネチャネチャくっついている始末でございます

仕方がないので、カットをすることにしたのですけれど、なにぶん濡らしてしまったものですから、皮膚を切らないように慎重にカットしていたつもりでしたが、ざっくり皮をカットしてしまいました。しかも、かかとの伸び縮みする部分をやっちまいました

すまない (T^T) 

慌てても仕方ございません。病院は休みだ。腹をくくって、洗濯ネットの中に手を入れて、シャンプーをしていると、柔らかいものが指先に当たる

ポニョン ポニョン ポニョン ポニョン  ポニョン    =͟͟͞͞(・∇・ ‧̣̥̇)              

臍ヘルニアでございます。おへそがきちんと閉じられずに、脂肪 or 腸がポニョンと飛び出した状態でございます。もちろん皮で守られてはおりますけれど、それ以上に

(;° ロ°) ナンジャコリャ 

めちゃくちゃお腹が大きいではありませんか。パンパンです。最初に会った時からこのお腹は気になっており、どんなに大きな虫を飼っているかしらと、洗濯ネット越しにネクストガードを差しましたので、もう駆虫されてしかるべきなのに、この大きさ・・・

も、も、もしかして腹水!    =͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)   

猫伝染性腹膜炎FIPは1歳以下の子猫が感染しやすく、発症すると確実に死に至ります。そして、一緒にいる猫たちにも感染してしまう怖い病気でございます

幸い、この時点ではmaはゲージ暮らしで、ガレ暮らしとの接触はありませんが、ワタクシの手を介して感染している可能性もございます。もちろん家暮らしのリスクも同じです。この子のために猫だまりが全滅することだってありえます

もう生きた心地がいたしませんでした。だからといって、この寒空に、タールにまみれ、お腹に穴の開いた子猫を外に放り出すことなんてこと、とうていできますまい。どうしたらいいのでしょう。何もできません。大都会ならペット病院24時があるのでしょうけれど、片田舎では明日の10時にならなければ、病院にも駆け込めないのですから

こういう時って、ネットで必死で助かる方法を探すものです。検索しまくって、一筋の光が見えてまいりました。重篤な病ですから、食欲がなくなり、ピーピーになるはずなのに、めっちゃ食って、めっちゃ立派な💩をめっちゃ出します  σ( ̄^ ̄)はて?

 

 

いざ、病院Nya!

朝一で駆け込みました。シャンプー前は楽勝でネットをかぶせられたのですけれど、やはり、皮を切った恨みは底知れぬ。ガブリと小さな牙が、指の付け根の皮を貫いて、筋肉まで刺さりました

フン (¯‥¯)=3 舐めてもらっては困ります 

これごときでひるんだりいたしません。流血しながら、首根っこをつまんで、ネットに放り込んでやりましたわ (´0ノ`*)オーホッホッホ!!

捕まえたからには容赦いたしませんことよ。とことん飼い猫になるための試練を受けていただきます。三日間、手が腫れて、指が2本、曲がりにくかったですけれど

病院で、体重を計り1.85Kg、おしりに体温計をつっこんで36.6度。レントゲンを撮るために待機中、ネット入りでだっこして、ネットの上からなでておりますと

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロロゴロ

突如、爆音でのどを鳴らし始めました。洗濯ネットに入れられて、処分されるくらいなら、婆さんに皮を切られるほうがマシだと観念したのでしょう、きっと。これ以降、さわり放題なで放題、頬ずりだってしてくれます。たまに本気で噛みますけれど、甘噛みもできるようでございます。でも、だっこやひざに乗るのは苦手。ワタクシも抱き上げるとき、とも気を使いますから、穴がふさがればいっぱいだっこしましょうね

 

 

真っ白Nya!

maのお腹は真っ白毛皮ですけれど、レントゲンに写ったお腹の中も真っ白でした。yuがなくなった際、腹膜炎は白くもやがかかかったように写るといわれましたけれど、今回はもやどころではなく真っ白です。呆然と、レントゲンを見つめるワタクシに、Dr.は真っ白な部分をなぞるように、指をグルグル回しながら

ここが全部ごはんです     (。-`ω-)ンー

毛皮についたタールのようなものを舐めてとろうとしたはずだから、それがお腹の中で固まっているのではないかという不安にも、💩もここにきちんと写っているから大丈夫。エコー検査でも内臓系にしこりもないということで、結果、パンパンのポンポンはごはんでパンパンでございました

臍ヘルニアは様子見でOKで、気になるのなら去勢手術のときに閉じましょう。切った足の皮は縫合するほどではないけれど、化膿止めの注射を1本。要はいたって健康でございましたので、戻るなりガレ部屋に開放いたしました

 

 

あとはお猫な方同士でNya!

ガレに開放したら、1階の一番奥のトイレ置き場に引きこもるかもしれないと、ダンボールとジョイントマットを敷いておいたのですけれど、ウシガラさんが2階の湯たんぽベッドに立てこもるという特等席をゲットしてしまったものですから、先輩方が1階に移動。しかたなく、湯たんぽベッド2台を下に運んで、1週間のすみっコぐらしが始まりました

最初の3日間、ビビりのチャシロさんは安全地帯であるハンモックの下にもぐっておりましたけれど、ごはんの時間には出てきましたし、toは2日目にペロッと2、3度毛皮をなめてやり、viはクンクンしただけで受け入れてくれました

co兄やんは仲良くなりたいと思っていることはいるのですけれど、maに頭を擦りつけたとたんにシャーと威嚇。ツンデレかヾ(・・;) 

特段ケンカすることも、格別仲良くなることもなく、4猫暮らしは始まっておりますけれど、このウシガラさん、なんと6か月過ぎておりましたのよ。ごはんがパンパンにつまって1.85kg。生後6か月の平均体重は2.5~3kgですから、半分くらいしかございませんけれど、乳歯はすべて生え変わっていて、シャンプーの時に、にゃん玉袋が立派だわとは思いましたのよ。発情的なホルモンも出ているお年頃なので、先輩猫的にはな~んか違和感があるらしいです

 

 

真心でお迎えするNya!

maは無感情な猫でした。maが先輩猫さんを威嚇することはないのですけれど、甘えることもなく、おもちゃにじゃれることもなく、淡々とここにおりました。ガレから脱出するつもりはないようですけれど、甘える、遊ぶ、楽しむことを知らない。喜ぶことは知っています。ごはんをくれるとうれしいもの。ただ、それだけ。生きることで精一杯だったんでしょう

毛皮についたタールのようなもの。この臭い汚れをとるために舐めたかと思うと心が痛い。そして、丸まって眠れません。たまに横向きになったりしますが、ぼぼお腹を下にして、うつぶせ寝。きっと臍ヘルニアのせいでしょう。この寒空の下、座布団もクッションもない世の中で、敷くものといったらダンボールくらい。そのダンボールが雨風がしのげる場所に、運よくあるとは思えない。どのような夜を過ごしていたのかと想像すると心が締め付けられます

しかも、4カ月の子猫なら、捨てられてさまよっても2、3週間ですけれど、6か月過ぎとなったら、いったい何カ月さまよっていたのでしょう。Dr.は「成長が遅いようですね」とのんきにおっしゃいましたけれど、ごはんにもなかなかありつけなかったのでしょう。よく生き延びて、たどり着いてくれました。心からありがとう。これからは真心でお世話いたします。真心セブンで暮らしてまいりましょう

でも、悲しい話はもうおしまいです。これからは食っちゃ寝食っちゃ寝するほかありませんから。そして、うれしいことに、ワタクシの手にじゃれたり、通り道に横になって、通り過ぎる先輩猫さんの足にじゃれたり、少しずつ無邪気さものぞかせるようになりました

てーちゅけものらちゅーも去勢手術後に、壁がとりはらわれましたので、maさんも再来週あたりに手術をする予定。運よく5千円の助成もいただけることになったので、臍ヘルニアも閉じていただきます。そして、麻酔がかかっているうちにバリカンでタールをとってもらいましょうね。ワタクシがすると噛みに来ますから

猫だまり入りして2週間、ちょっと大人っぽくなりました。どうぞみなさま、猫だまりの新入りウシガラさん、まーちゅけの成長を見守ってくださいませ

 

 

 

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